明石市民フォーラム

第27回「目指せ!健康長寿 -Part2- ~しっかり噛めていますか?~」
Q&A

フレイルの予防として、食事や生活習慣で気をつけることは?
(糸田)栄養や食事の面からはバランスが良く、タンパク質の摂取を意識した食事を摂ること、そして食事を楽しくできるようにコミュニケーションをとりながら食べる「共食」はいかがでしょうか。また、運動面からは筋肉量・筋力の維持・向上を目的として、歩くことなど少しでも継続できる有酸素運動や、低い負荷をかけた筋力トレーニングを積極的に行いましょう。
オーラルフレイルかどうかは、どのように判断すればよいでしょうか。
(糸田)自分の歯が20本以上あるか、半年前と比べて固いものが食べにくいかどうか、お茶や汁物でむせることがあるか、口の渇きが気になるか、日常の会話ではっきり発音できないことがあるかの5つのチェック項目があります。このうち2つ以上に該当するとオーラルフレイルが疑われます。早めに気付くことで早めに対策することが大切ですね。
噛む力をつける・維持するために入れ歯を使ったほうが良いでしょうか。
(山口)歯を大切にすることが咀嚼機能の維持にはとても大切であり、入れ歯も道具としてしっかり使いこなし、奥歯でしっかり噛みましょう。また、かかりつけの歯科医を持ち、定期的にメンテナンスすることが、糖尿病や高血圧、認知症などの全身疾患の予防にもつながります。

第27回フォーラムの様子1 第27回フォーラムの様子2 第27回フォーラムの様子3

噛む力がなくなり食べたいものが食べられなくなってきました。楽しく食べるコツはなんですか?
(中森)噛む機能が落ちた方に対し、食べやすいからといって何でもかんでも刻むのではなく、まずはちゃんとした形で出すことや、一緒に食べる人や食事の場所、食器の色などを含めて食卓の雰囲気作りにも心を配りましょう。また、栄養補助食品を医師から処方箋で出してもらうこともできますが、いつも同じ味だとどうしても飽きてしまいます。その際は、栄養補助食品を料理に混ぜ込むとよいのではないでしょうか。
明石市では口腔ケアにおいてどのようなサービスが受けられますか?
(熊谷)明石市では75歳以上の方は無料で歯科健診が受けられます。また、在宅医療においても、介護保険で利用できる歯科の訪問診療や、退院などの際に病院の地域連携室を通じて管理栄養士にこれからの栄養の相談もできます。気軽にお問い合わせください。