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第54回「ここまで進んだ脳卒中治療 予防からリハビリまで」
脳卒中というと昔からがん、心筋梗塞と並んで私たちが一番心配する病気の一つです。
この脳卒中には脳の血管が破れて起きる脳出血と脳の血管がつまる脳梗塞(脂肪や血液の塊が脳血管に流れ込み閉塞をおこす脳塞栓も含む)がありますが、その原因には高血圧や動脈硬化などが大きく関係しています。
高齢化や性差など私たち個人の努力ではどうしようもない危険因子もありますが、高血圧症、脂質異常症、肥満症等私たち自身の努力で少しでも取り除くことができる危険因子もあいます。この危険因子を減らすことが脳卒中に対する最大の予防です。十分勉強し発症予防に努力しましょう。
また一度発症してしまうと発症した部位の末梢には血液が行かなくなり、一部の脳組織がダメージを受けたままになります。障害された脳組織の部位と大きさによりさまざまな障害(麻痺など)を残しますが、発症してしまうとその後のリハビリテーションが非常に重要です。
脳組織の残存能力をいかに引き出し、闘病生活が少しでも楽なようにADL(Activity of Daily Living 日常生活動作)の改善に努力しましょう。
と き: | 平成21年 12月 3日(木曜日) 午後2時 ~ 4時 (開場 午後1時) |
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ところ: | 明石市民会館 中ホール 明石市役所東隣 (TEL:078-912-1234) |
入場料: | 無 料 ※手話通訳、要約筆記あり |
主 催: | 社団法人明石市医師会 (TEL:078-920-8739) |
後 援: | 明石市・兵庫県明石健康福祉事務所 |
協 力: | 明石市女性団体協議会・明石市高年クラブ連合会 明石地区病院栄養士会 ・ 明石いずみ会 社団法人明石市薬剤師会 |
プログラム
総合司会:明石市医師会 理事 石田 義裕
シンポジウム:『ここまで進んだ脳卒中治療 予防からリハビリまで』
座長 明石市医師会 理事 譜久山 剛
- (1)『ここまで進んだ脳卒中治療 -3時間以内がゴールデンタイム-』
- 大西脳神経外科病院 院長 大西 英之
- (2)『脳卒中のリハビリテーション -知っておきたい基本知識-』
- 兵庫県立総合リハビリテーションセンター リハビリテーション中央病院 内科医長 高田 俊之
- (3)『脳卒中予防とそれからの食事 -あなたのお食事、大丈夫?-』
- あさぎり病院 管理栄養士 近藤 恭弘
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