21世紀の健康づくりシリーズ

第55回「みんなでささえる脳卒中~家族でできるリハビリテーション~」

日本人の死亡の原因を見てみると、脳卒中で亡くなる方は年々減ってきています。しかし、これは脳卒中という病気が減ってきているのではなく、脳卒中に対する治療が進んだため救命率が高くなったワケであり、むしろ脳卒中そのものは増えてきています。その中で、脳卒中による後遺症に悩まされている患者さんが増えてきていて、自分の家で寝たきりになっている患者さんも少なくありません。

今回の講演会では、脳卒中で病気を退院した後に自宅で生活をしている患者さんに対するリハビリテーションにスポットをあて、患者さんや治療する専門の療法士の方々からお話をいただくとともに、数年前に舞台上で脳卒中になって病院で治療を受けた経験を持つ宮川大助・花子さんからご講演と専門職種によるシンポジウムを開催することとなりました。

今、脳卒中の後遺症に悩まされている人も、脳卒中の家族を支える人も、今後脳卒中になってしまう可能性のある人も、この講演会をお聞きになって、今後も住みなれた地域で生活が続けられるように目指していただきたいと思います。

と き:平成22年 1月 9日(土曜日)
午後1時30分 ~ 4時30分   (開場 午後1時)
ところ:明石市民会館 アワーズホール 大ホール
明石市役所東隣 (TEL:078-912-1234)
入場料:無 料
申込方法:申込用紙によりFAX又は郵送で下記までお申し込みください。
【申込先】
〒674-0063 明石市大久保町八木743-33
明石市医師会「第55回 21世紀の健康づくりシリーズ」係
《 FAX 》 078-938-0898
主 催:社団法人明石市医師会 (TEL:078-920-8739)
後 援:明石市・兵庫県明石健康福祉事務所
協 力:明石市女性団体協議会・明石市高年クラブ連合会
明石地区病院栄養士会 ・ 明石いずみ会
社団法人明石市薬剤師会

プログラム

総合司会:明石市医師会 理事 石田 義裕
座   長:明石市医師会 理事 戸田 和夫

講  演

(1)『患者の立場から』
高野山準別格本山 巴陵院 副住職 浦上 隆康
(2)『訪問リハビリテーション(医療機関)の立場から』
戸田内科・リハビリテーション科 理学療法士 丸山 哲矢
(3)『訪問看護(訪問看護)の立場から』
神戸学院大学 総合リハビリテーション学部 講師 塚原 正志
(4)『地域リハビリテーションの立場から』
東播磨圏域地域リハビリテーション支援センター 理学療法士 岡 英世

特別講演

宮川大助・花子 宮川 花子

シンポジウム:『みんなでささえる脳卒中~家族でできるリハビリテーション~』

《 座長 》 尾松 芳輝(明石市医師会副会長)

《 シンポジスト 》

  • 宮川大助・花子(漫才師)
  • 浦上 隆康(高野山準別格本山 巴陵院 副住職)
  • 丸山 哲矢(戸田内科・リハビリテーション科 理学療法士)
  • 塚原 正志 (神戸学院大学 総合リハビリテーション学部 講師)
  • 岡  英世(東播磨圏域地域リハビリテーション支援センター 理学療法士)
  • 中野 恭一
    (兵庫県立総合リハビリテーションセンター リハビリテーション中央病院 リハビリテーション科 部長)
  • 大貫たづ子(譜久山病院 在宅医療部長)
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